グランマーチンゲール法

ギャンブル用語集:「グランマーチンゲール法」とは

グランマーチンゲール法:Grand Martingale Method, Grand Martingale Betting System

「グランマーチンゲール法」(Grand Martingale Betting System)は、賭け事における賭け方の一つで、通常のマーチンゲール法のバリエーションです。マーチンゲール法は、賭けに負けた後に次の賭けで賭け金を倍にしていく戦略ですが、グランマーチンゲール法はこれにさらに一歩進んで、負けた後の賭けで賭け金を倍にするだけでなく、元の賭け金の額をさらに加えます。

具体的には、グランマーチンゲール法では、プレイヤーが賭けに負けるたびに、次の賭けで前回の賭け金の倍額に加えて、初期の賭け金をもう一度上乗せして賭けます。これにより、最終的に勝った時には、これまでの全ての損失をカバーし、さらに初期の賭け金と同等の利益を得ることができるという仕組みです。

たとえば、初期の賭け金が$10で、最初の賭けに負けた場合、次の賭けでは$20(前回の賭け金の2倍)に初期の賭け金$10を加えた$30を賭けます。もしこの次の賭けも負けたら、次は$60(前回の賭け金の2倍)に$10を加えた$70を賭けます。この方法で最終的に勝つと、これまでの全ての損失をカバーし、さらに最初の賭け金$10と同額の利益を得ることができます。

しかし、グランマーチンゲール法は非常にリスクが高く、短時間で賭け金が急激に増加するため、資金が尽きるリスクが高くなります。そのため、慎重に使用する必要があります。

ドツボにはまったマーチンゲール法

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